DIMS(Disaster Information Mapping System)はDITSで投稿されたツイート情報と位置をリアルタイムに地図表示します。表示範囲は投稿場所から20kmですが、以下のURLの緯度(Lat)、経度(Lon)を入れ替えれば自由に場所を指定できます。
https://glocal-dits.u-tokai.ac.jp/map/dits/mapping.php?Lat=35.466397&Lon=139.499155&ErrorCord=0
DITSの位置情報を活用し、色々なオリジナル地図を作ることが出来ます。以下に代表的な地図と特徴をあげておきます。
地図の種類 | 特徴 | インポート可能な形式 | 難易度 |
Googleマイマップ | 地図を作り易い、地図検索容易、多彩なアイコン | csv、Excel、GoogleSS、kml | ◎ |
地理院地図 |
UTMポイントで検索可、自分でサーバーを用意 UTMポイント↔緯度経度相互変換 |
kml、geojson | △ |
eコミマップ | 土砂災害危険地域、避難所など防災情報表示可能、データ検索可、eコミサイトに事前登録 | csv、Excel、kml、shape | △ |
Googleマイマップを使うと比較的簡単にサムネイル写真付きDITS地図を作ることが出来ます。
Googleマイマップを使ったDITS地図の例
Googleマイマップを使ったDITS地図の作り方は Googleマイマップの作り方 を見て下さい。
地理院地図は自分でサーバーを用意する必要があります。
地理院地図は国土地理院製の地図でUTMポイントで位置検索できます。地理院地図にはGmap4用に作成したkmlファイルをそのままインポートできます。kmlファイル作成手順は Gmap4地図の作り方 を見て下さい。地理院地図本体にはkmlを保存するためのサーバーは用意されていないため自分でサーバーを用意する必要があります。データ量は小さいので無料レンタルサーバーで十分です。
無料レンタルサーバー例:Xdomain https://www.xdomain.ne.jp/register/server.php
無料レンタルサーバー紹介サイト http://homepagefree.net/
地理院地図には、UTMポイントと緯度、経度、住所を同時に表示する機能があります。このためUTMポイントと緯度・経度の相互変換が可能です。またUTMグリッド表示機能があるので、UTMがどのように配置されているか視覚的に確認するのにも便利です。
地図作成例
地理院地図を使ったDITS地図の作り方は 地理院地図の作り方 を見て下さい。
■ eコミマップ
eコミマップは文部科学省所管の国立研究開発法人防災科学技術研究所がeコミュニティプラットフォームの一部として開発した地理システムです。土砂災害警戒地域、避難所など、災害関連地図を重ねて表示できます。またベースマップとして地理院地図、Googleマップ、オープンストリートマップ、衛星写真などを選ぶことができます。csv、excel、kml、shape形式のデータをインポートできます。eコミマップを使うには以下に事前登録します。eコミマップはGmap4用に作成したkmlファイルをそのままインポートできます。
事前登録できるサイト
地図作成例
eコミマップを使ったDITS地図の作り方は eコミマップの作り方 を見て下さい。